2011年09月20日

台風の前兆を感じつつ彼岸花を眺める

2011年はなんという年だろう、と嘆きたくなるほどの災害の多さだ。
東日本大震災はいうまでもなく、紀伊半島の豪雨と土砂災害、そして今日もまた台風による豪雨災害の報道である。
紀伊半島、特に世界遺産にも指定されている熊野川流域の被害はまさに壊滅的と言っていい光景だった。ただ、悲しいかな、私の中にデジャブ感が湧く。あの津波被害とそっくりなのだ。
一説によると、土砂が逆流して流れがぶつかり、衝突点ではは巨大な水柱が天に向かって立ちのぼったという。
水の神様(ギリシャ神話ならポセイドンだ)が怒ったとでもいうのだろうか、津波といい川の氾濫といい、そしてあの「深層崩壊」である。誰かが「本の題名にしてもいいような言葉だね」といったが、雨水の威力というのは山をも崩壊させてしまうのだ。びっくりした~

今朝はぐんと気温が下がったかと思ったが、今また生暖かい風が吹き明日午後にも関東に台風が上陸するとの予報である。
久々に上水脇の散歩をしていたら、もう真紅の彼岸花が開いていた。桜もそうだが、ふだん何もない草叢と思っていたところに、むくむくと花茎が伸びてあのくねくねとした妖艶な花びらを開く。突然の邂逅とも思え、その意外性が彼岸花の面白いところだ。
毎年、ああここに咲くんだな、来年はおぼえとこう、と心づもりをするのだが、ついつい忘れてしまって、お彼岸になると「あれ、こんなところに」とどっきりさせられる。

来週の火曜日、横浜の朝日カルチャーセンターで講演予定。
震災後の家族を考えるのと同時に、今だからこそ「支援」について考えようという意図だ。パワーポイントを使って講演するつもりなので、まとまった話になると思う。どうかお近くの方、聞きに来てください。

投稿者 sayoko: 21:49