2008年09月12日
婦人公論で藤原新也さんと対談しました
昨晩、藤原新也さんと対談。
婦人公論の企画だ。かねてより、尊敬していた方だったので、どきどきした。「東京漂流」など、骨のある著書をあの素晴らしい写真とともに長年著し続けていらっしゃるタフネス。おまけに、内容が全然レベルダウンしていないというエネルギー。
たぶん、あれはどこの組織にも属さず、日本や世界を動き回っているというのが秘訣だろう。私も、言っちゃなんだけど、大きな組織にも属さず、権力におもねることもなく、絶えず新しい現場に接し続けている点で、藤原さんに共鳴するところがあった。
忘れられないひとこと。
「大学の先生になっちゃおしまいだね、いつも崖っぷちにいないとね」
(このセリフは、ルポライターや評論家やジャーナリストたちのことを指しているのであって、決して若いころから研究者を目指してきたひとのことではありません、念のため)
内容は、もちろんオフレコであるが、「好転反応」というキーワードにぐっときたことだけお知らせしておこう。
サインなんかももらっちゃったもんね!
10月25日発売です。
朝カルの今回の講座が今夜で終了。
内容的にはサービス過剰とも思える充実ぶりだと自負している。言論の自由のある空間はほんとに貴重である。
近頃腹が立つCMがある。
コピー機かカメラの宣伝なのだが、愛くるしい娘の写真を壁に貼って眺めている父親がつぶやく。
「誰にも渡したくない」と。
すると、やおらそのすぐ後ろに立っている妻の父(要は義父)がつぶやく。
「僕は渡したけどね」
・・・・・・
おいおい、こんなCM、みんな感動して見てんのか!?
渡したくないって、そりゃないだろう。文化人類学で言われているような、女性は贈与の対象だったことを21世紀の茶の間に流すなんて。
それも、得意げにいかにも娘への愛に満ちているという顔つきで。
ホモソーシャルの理論の具現化そのものだろう。ミソジニーと女性贈与、さらにはちょっとした娘への近親姦的、性虐待的欲求の表れでもあるし。
あんなCM、やめてもらいたい!!





