2011年05月08日

帰ってきました、そしてまた仕事が始まります、NHK朝イチ生出演から

6日の朝8時半成田着のエールフランス機で帰国。
着陸間際に「当機は福島上空を避けるため南下しましたので、到着時間がわずかに遅れましたことをご報告いたします」とのアナウンス。
それって何?余分だけどさあ、でもさすがフランスの航空会社だわ。
空港からタクシーでNHK直行。これは頼まれていたのでもちろん私は払っていない。それにしても道路はガラガラ。運転手さんは旭区の人で、津波について延々語るのだ。すっかりモードは被災国民へと変換。
そのあいだも頭は痛く、咳はひどく、のどは痛い状態が続く。
帰国の前日からどうにものどが痛くなり、風邪の予感がしたのだが、シャルルドゴール空港に着くころから完全に微熱モードに入り、体調は最悪になったのだった。

朝イチの打ち合わせが二時間くらいで終わり、やっと帰宅。
その後いろいろ整理したり掃除したりしたが、どうにも疲れがとれずマッサージへと。

また折を見て今回の旅行の体験を書くつもりだ。
視線恐怖は日本人がこの国に生まれてから大なり小なり適応のために身に着けざるをえなかったものではないか、と思う。
ここまで他者からのまなざしを気にするというのは(もちろん私を基準にしている)、あまり他に例を見ないのではないだろうか。

ずっと旅行中「異質性」について考えていた。異質であることを「みんなちがってみんないい」といった金子みすゞの詩のようにとらえると、なんだかわかった気になるが、激しく自分を切り刻むようなものではないかと考えている。
異質とはそれほど過酷なものではないか、と。

他者からのまなざしに耐え、受け止めるということはそれほど容易ではない。こちらが集団であればなんとか可能だが、ひとりであるとき、単独者として異質な他者からのまなざしをどのように受け止めるか。
これもまた膨大なエネルギーと緊張を強いられることであった。
集団の意義を逆照射されたように思われる。

明日の朝は早いのでこのあたりで。

投稿者 sayoko: 23:52