2008年02月24日

砂塵の中を

昨日は水戸で講演。
100名近い方たちが参加してくださった。親子劇場のYさん、それとべてる組(これ勝手な命名)のNさんにご尽力いただき実現した。
仙台から同じくべてる組のYさん親子、それとべてるのMさんの長女も地元の大学生なので参加された。
特急スーパーひたちは、水戸の1つ手前、偕楽園にも臨時停車。梅のシーズンだからだろう。
残念ながら、この寒さで、梅の花も3部咲きというところ。列車の窓から紅梅だけが満開の様子が見えた。
講演開始直後から強風が吹き始め、気温は下がってきた。黄砂かと思ったほどに空が曇って見える。終了後、久々に会うひとがいたので、車で向かっている途中、もうもうと砂塵が舞い上がる。車が強風で浮き上がるんじゃないかと思うほどだった。
常磐線は風に弱いという話を聞いたが、まさか本当になるとは思ってもみなかった。その後のケイタイの情報で、常磐線はすべて運転休止ということがわかる。
みなさんと楽しい夕食後、結局20時半発の鈍行で帰京。現役の臨床心理学の大学院生であるYさんのお嬢さんとおしゃべりをしながらだったので、あっというまに着いてしまう。
臨床心理士の資格をとっても、地方都市ではなかなか仕事がみつからないらしい。いったん勤めたひとは、そのポストを明け渡さないし、臨床心理士はどんどん再生産されるし。
ほんとに食べられる資格なのかということが問われている。もちろん国家資格化も必須だが、役に立つこと、国民のニーズに応えていることを積極的に宣伝していく必要がある。
及ばずながら、私のブログも臨床心理士の宣伝になっていることを願う。

今日は小平中央公民館で講演。
昨日と同じように強風が吹き荒れている。電車も一時止まったので心配したが、参加者は150人を超える大盛況。
皆さん、砂塵の中を夫婦、親子連れで聞きに来てくださったのかと思うと、ありがたい。
昨日の水戸も、今日の小平も大変話しやすく、反応もよかった。そうなるとどんどんサービスしてしまうのが癖で、もうエンドルフィンが出まくりだった。
いくつか発見したことがある。参加者に男性が多くなったことだ。
私の講演はこれまで圧倒的に女性優位の構成だったのが、昨年あたりから男性が増えてきた。ポスカンの私に男性の人気が高まったのか(これはありえねー!)、団塊の世代の男性が定年退職を迎えて家族回帰をはかろうとしているのか(もう遅すぎー!)・・・
よくわからないが、小平などは男女半々だった。おまけに質問も男性からが多く、いずれも女性をバックアップ(バックラッシュじゃないよ、念のため)する発言だったし。
いずれにしてもいいことだ。どんどん男性にも聞いてもらいたい。夫婦連れの参加者も多く、これまたナイスだ。
もうひとつは20代、30代の女性が、女らしさ、母らしさの規範意識に強く縛られているという現実が垣間見られる点だ。私たちの子育て期(70年代〜80年代)の主婦論争のかまびすしさの残滓すら見られない、ひどく堅固な規範が彼女たちをしばっている。それはたぶん、私たちの世代が娘に託したものではないだろうか。
うう〜ん、まずい。どうしたもんだろう。でも、逆にみれば、若い世代に対して私たちの経験を語る意味があるということではないだろうか。な〜んちゃって大上段にふりかざすのはあまり得意じゃないので気が引けるが。
小平の帰りは法務省の公務員としてがんばっているTKさんと帰った。風は止んでいたが、猛烈に気温が低く寒かった。
砂塵と寒さの中を、講演を聞きに来ていただいひとたち、ありがとうございました。

投稿者sayoko:23:02 |