2007年11月17日
電飾の街
今夜はACGⅡ終了後、あまりの寒さにふるえながら帰宅。グループが延びたので10時近かったからかも。
こうして地球温暖化の影響を知ることになる。ほんとに秋と春が短くなった。
もう、原宿の町はイルミネーション満開になっている。この寒さで少しだけ違和感がなくなったが、昼間20度を超えるのに夜になればチカチカと瞬く電球はいかがなものか、と嘆息していたからだ。
パリに住んでいたころ、10月の終わりからどんどん昼が短くなり、午後3時半には薄暗くなった。朝は9時でも真っ暗なままだった。街路樹がすっかり葉を落とした夜の街を車で走ると、照明の薄暗いパリの街に、いっせいにイルミネーションがまるで花のように輝いていた。日の光がわずかしか望めないからこそ、人もまばらな冷たく暗い夜の街に瞬き続ける電飾は、この世のものとも思えない美しさだった。
明日パリを発つという前夜、見納めに車でパリを走ったが、コンコルド広場の光景を見ながらふと涙ぐんでしまった。かの地を離れるという感傷ではなく、パリ特有の闇(漆黒ではなく、あくまで人工的につくられた)とそこにぼんやり浮かぶ光とのコントラストのなす美にこころ打たれたからだ。
それにしても、なぜ日本でここまでイルミネーションが流行しているのだろう。たしかに、チカチカ輝けば「わぁ、きれい」と嘆声を上げることもあるけど。
しかし、街路樹の葉が落ち、薄暗い照明と、長い長い夜だからこそ浮かび上がるあのパリのイルミネーションに比べれば、あまりに華美でまぶしく、思わず省エネはどこにいったのかと苦言を呈したくもなる。ただですら原宿などはショップの照明は明るすぎるのだから。
青々とした葉が茂った大銀杏に一面に電飾を施したラフォーレ原宿のデコレーションを見るたびに、「植物虐待」とつぶやいてしまう私だ。
さて明日は長野県の岡谷で講演。これで今年の講演は〆となる。
今日は沖縄からのクライエントから島らっきょをいただいた。大好物であることをブログで知ったからだとのこと。ありがとうございました。
どうも風邪気味な日々が続いている。首の皮一枚でなんとかもっているような危うい感覚。
校正、原稿、書評・・・う〜ん、頭がパンクしそうだ。
明日も早いから、と思ったらもう夜中の2時だ。まずいまずい、眠らなくては。
熊本に行った際訪れた、福岡県八女市と星野村で買った玉露を毎晩いただいている。
茶器は、これまた星野村の山本源太さんの作品である。説明書どおりに40度で煎れ、舌先でころころと転がしながらゆっくりと一口ずついただくのだが、ほのかに甘く、まったりとした濃厚な味は毎回圧倒されるほどに美味である。これがお茶か!?とうなるほどに。





