2007年09月27日

三軒茶屋ですっかり声がかすれてしまうほど

資料をゴロゴロとキャリーバッグに入れて、おまけにパワポのプロジェクター(もちろんパソコンも)まで持参して昭和女子大へ。
午前10時半から午後5時半までの長丁場のWSを担当した。テーマはまたもや「ドメスティック・バイオレンス」だ。
55人定員で、参加者は沖縄から九州、神戸、富山・・・と全国から。
男性も多く、年齢もさまざま。
DVの被害者支援をやりたいとかDVの加害者プログラムについて研究したいとか。動機もさまざまだ。なんだか未来が開けるような気がする。ここが単純なんだなぁ・・・・
内容はパワポ作成したものを見ながらだったが、午後は実習を入れてロールプレーを実施。
日本心理臨床学会のWSでドメスティック・バイオレンスをテーマとして扱ったのは最初だろう。それだけでも意味があった。
虐待一辺倒だった被害者(児)支援から、そろそろその背後にあるDVへの注目が始まったと実感する。それを援助者の成熟、もしくは虐待政策の成果とみることもできるだろう。
常識的に言えば、よーく虐待の家族(母も父も)をみつめれば、必ずDVの問題は浮かび上がるのだ。ただ取り組むには覚悟が要る。どこかに援助者なりの恐怖も生まれる。
加害者の勝手な凶悪イメージが恐怖を生んでいるとしたら、単に度胸がないだけの話だ。
若い大学院生が、DVの問題に取り組みたい、と語るのを聞くと、もうそれだけでも感動する。よっぽど私の孤立感が大きかったのだろうか。ひとりよがりの孤立感だとしても、やっぱり心理臨床家がDVを正面からとりあげることがあるだろうか、といった素朴な疑問がぬぐえなかったのだ。
そういうひとに何人にもあってきたが、僕は一匹狼でね、ってぼやきながらそのくせどこか自慢げな男たち。人のことは言えない。私もどこか似たところがあるからだ。
まあ、小さなころから「鶏頭となるも牛後となるなかれ」って言われて育ったのでね。
というわけでかなり疲れたけど、言いたいことの言えたWSだった。
終了後三茶ではいきつけの(?)お店、「きゃんどる」で夕食。友人とビールを二杯空けて、生ウニのピザや合鴨とフォアグラのグリルに舌鼓を打つ。

投稿者sayoko:00:20 |