2008年08月05日

上半期終了

お疲れ様!
これはブログ読者に向けた言葉ではなく、HCCのスタッフに向けたものなのです、念のため。
昨日、HCCの上半期のまとめの会があった。
いちおう軽く1月からのクライエントの主訴などを集計し、スタッフ全員が振り返りを語り、もちろん私も振り返りながら展望を語る。
これは開設以来ずっとやってきている。下半期は12月だ。
要は夏休み前、冬休み前というわけ。
上半期の集計の特徴は、DVのケースが激増したことだ。別に社会の変動を反映しているなどというつもりはないが、ある種の変化を反映していることは確かだ。
それは、精神科医療が積み残した問題を私たちが引き受けているということだ。アダルト・チルドレンしかり、アルコール依存症しかり、である。
それらが人々に共有されて、精神科医療において保険診療が可能になったとたんに、私たちの前から消えていく。もちろん、並行した自助グループの発展も大きいのだが。
公的機関の対象となり、自助グループの拡大がみられ、精神科医療での診察が可能になったとたんに、HCCのカウンセリングの対象からは外れるということだ。

それ以外に、もちろん私の本を読んでカウンセリングに行ってみようというひともいるだろう。ACなんかはそうだった。でもカウンセリング料金を考えると、やはり精神科で事足れりというひとはやってこないだろう、当たり前である。
とすると、どうしても私たちは、医療と公的機関と、自助グループのあいだを縫った「ニッチ」を対象とすることになる。
ということは、時代の先端であり、名づけることの困難な問題を対象とすることになる。
といったことを、いずれ本に書くことになるだろう。
立て続けに本を出したが、すでに次回の本の企画はいくつか進んでいる。ああ、頭が働くうちが花ですよ、という声がどこかから聞こえてくる(幻聴か?)

投稿者 sayoko: 02:28