2008年02月29日
書けるまでにずいぶん時間が必要だった。
1月の終わりに遠藤優子さんの訃報を聞いた。
お昼くらいだったと思う。
瞬間、身体が硬直し、あまりのことにしばらく声も出なかった。
私がCIAP原宿相談室に勤め始めたとき、遠藤さんは所長だった。
以来、彼女が独立開業するまで、10年近くをいっしょに仕事をしたことになる。
現在、私が臨床心理士なのに、臨床スタイルがソーシャルワーク的であるのは、ひとえに遠藤さんの臨床を傍らで経験した事が大きい。
遠藤嗜癖問題相談室を開業されてからは、会う機会も年に一回あるかないかだったが、彼女の存在は私にとっては大きいままだった。
共にアディクションの領域で、精神科医に伍して仕事をしてきたと思っている。
私より7歳も若かったのに。
幼いころ、祖父が友人の葬儀に出るたびに、がっくりと肩を落として帰ってくる姿をみて、幼心に生きながらえることの残酷さを思ったものだった。
遣り残されたこともあったろうが、後継するひとたちはどうか遠藤さんのぶんまでよい仕事をしてください。
Blogに書くには少々重すぎて今日まで持ち越してしまった。
遠藤さん、どうか安らかにお眠りください。
合掌。
投稿者 sayoko: 00:34





