2007年01月03日
あけまして、おめでとうございます
あけおめことよろ、です。
三が日が終わったと思ったら、明日から仕事(涙)
ぼけた頭を切り替えなければ。少し川岸で昼寝していたのに、再度急流に飛び込む覚悟をするという感じともいえる。
確実に年を取っている。記憶力が衰えている。
でも中井久夫先生の本を読んでいると記憶力の衰えない悲劇といったものを感じる。「樹をみつめて」(みすず書房、2006)の筆致は、なまじの作家よりずっとリリシズムあふれる美しさに満ちているのだが、ここまで膨大な記憶の貯蔵庫が作動し続けていることによる切迫感、哀切感のほうに心打たれる。
ああ、凡人でよかった、忘れたほうがいいことはさっさと忘れることができるのだから、と思う。でも困ったことに忘れてはいけないことも同時にどんどん忘れてしまう。ジャニーズのデビューの順序(序列)なんかははっきり覚えていて、おお、TOKIOの城島が40歳近くなったのかと感慨にふけるのに、ベトナム戦争終結の年を忘れてしまうのだから。
中井先生のその本には、別のMLで知ったのだが、いかに戦争が魅力的で平和が耐えがたく凡庸で退屈であるのかが切々と書かれている。今、知識人と呼ばれるひとたちがほとんど機能しなくなった中にあって、中井先生の思索と著書の生産力は群を抜いている。
いやに年賀状に「お元気で」「いつまでもお元気な姿を・・・」といった表現が目立つようになった。ということは元気でいることが例外的な年齢なんですよ、と念を押されているということか、アイゴー!!
すっかり風邪も抜けたので、今年も充実のブロガーを目指します。
投稿者sayoko:23:05 |





