2007年05月29日
長岡から歌舞伎町まで
26日土曜は、新潟県長岡市で開催された日本フェミニストカウンセリング学会のメインシンポジウムでシンポジストを引き受けた。9時28分のMaxときで東京駅を発つ。前夜は夜中の3時までパワポの作成。あっという間に眠りに就き、目覚めたら浦佐だった。
シンポジウムは熱気あふれるもので、260名の参加者を前に少々張り切りすぎてしまったようだ。終了後17時36分発のMaxときでユーターン。駅弁を少々食べてその後はぐっすり熟睡。19時20分に東京駅着、その後中央線で新宿へ。
歌舞伎町のロフトプラスワンでトークショーに出演のためだ。
月乃光司さんの対談集「病気だヨ!全員集合」の発売記念の企画で、今一生さん、雨宮処凛さん、石井政之さんなどとごいっしょする。会場はぎっしりで、おそらく130人くらい入っていたんじゃないだろうか。
アルコール依存症、リスカ、BPDの当事者としての月乃さんの絶叫ライブは迫力満点。対談本では、私はついついいつもの調子で失言をかましている。
年をとるにつれて、どんどん抑制が取れてしまうことはよくあるが、まさか自分がそうなるとは思ってもいなかった。ああ、これからはマスクをして話をしなければ・・
会話のテンポがゆるくなることが耐えられず、即答に次ぐ即答のリズム感を失いたくないという強迫も年毎に強まる。
べてるのひとたちの当事者中心的雰囲気とはずいぶん趣を異にする当事者たち。べテルのメンバーの講演にはよくでかけているのだが、必死に聞き入るのは多くは家族だ。ところが、ロフトの席で月乃さんの叫びを見上げながら聞き入っているのは、当事者たちだ。それも男性が多い。
「生きづらさ」といういかにもチープな表現に飽き飽きしていた私だが、フロアを埋め尽くすひとたちを見ていると、何かを希求するすがりつくような切迫感が漂っていることに圧倒される。笑ったり受けたりするのでなく、ひたすら自分のために何かを得ようとする空気に驚いた。
カウンセラーの私が驚いてどうするんだ、と突っ込みを入れられそうだが、いやあ、ひさびさにいい経験をした。
テンションが上がりっぱなしだったので、11時には退出して「眠らない街」の歌舞伎町の人ごみをかきわけて帰った。
日曜は月一回の出勤、帰宅後は春秋社の原稿を仕上げ、ちくまとトリッパーの校正も仕上げる。小説トリッパーの連載はこれで最終回となる。2年間よくがんばって書いたね、と自分に言い聞かせる。
もうひとつ私の大好きな監督の映画評を仕上げれば、あとは専門書の原稿が残るだけとなる。今日は肌寒いほどの陽気だったが、夜9時までの残業をこなして、RRP研究会のメンバーと合流。
今クールのDV加害者プログラムが終了したのだ。なんでもこうして区切りがつくのはうれしい。





