2006年03月26日

日本集団精神療法学会

日本女子大で開催された日本集団精神療法学会に参加。セルフヘルプグループのワークショップを担当するためだ。
大宮で開業されている比嘉先生と増野先生との協同だ。
部屋が溢れんばかりの大盛況。
わたしは20代からずっとアルコール依存症にかかわってきたのだが、それはほかならぬ自助グループ、当事者とのかかわりであったことがよくわかる。
「依存症」(文春新書)はその視点から書いたものであった。決して依存症とはどんな疾病かということを書いたつもりはない。
自助グループに関する温度差は、統合失調の医療関係者とアディクションの関係者の間ではおよそ30度くらいの差がある。真夏と真冬だ。
自助グループを育てる、といった論議がいまだに大真面目になされる業界と、自助グループに依存しないで専門家は自らの専門性を高めるべき、といった論議が交わされる業界との相違だ。
アディクションにかかわってきたことは、自らの専門性に関していちどは深く疑いの目を向けざるを得なかった(それをトラウマと呼んでもいいだろう)原体験を意味する。もしくは自らの当事者性を並行して自覚せざるをえないことを。
まあ、そんな温度差と、そして1990年代から同じ地平で仕事をしているひとたちの存在、そしてわたしが歩んだと同じ道を歩いている若い援助者の群れを改めて突きつけられた思いだ。

このところ映画三昧と思われてもいやなので、アカデミックな活動もしていることを知ってもらいたくて書きました。
Blogを書きまくっているということは、書かなければならない原稿になかなか手がつけられないことを表しているのですね。
はい、もう一週間も締め切りまでないのですよ、とほほ・・
書けそうもありまっしぇん、こんなとき、ほんとに泣きたくなるのですー。

投稿者sayoko:01:51 |