2006年09月21日

判決

先日は麻原彰晃の死刑判決が出て、論議を呼んでいる。
わたしの個人的意見は、彼が被害者に対して責任を負えるようになるまで「治療」すべきである、というものだ。少なくとも、彼の口からあの事件にかかわることばを語らせる必要がある。説明責任ということばを使うならば、まさに彼には一連の事件に対する説明責任がある。歴史に残る奇怪で残酷なあの事件の当事者として、彼は何かを語るべきだ。死刑を執行すればそれでいいわけではない、絶対に。宮台真司が法的手続きの問題を述べているサイトもある。http://www.miyadai.com/index.php?itemid=330
触法精神病棟が全国に設置されてその活動を開始しているのだから、最先端の治療を行えば不可能ではないのではないか。
さてこのところの多忙さを加速しているのが久々の取材ラッシュだ。
一昨年の奈良における少女殺害事件の被告小林薫の判決が9月26日に出される。過去ログに書いたように、法務省が猛烈なスピードで性犯罪者処遇プログラムを作成したのも、この事件に対する世論の批判を受けてのことだった。
その作成委員を引き受けたことで、取材申し込みが集中した。今回の判決の前後、主として関西地区ではさまざまなかたちの性犯罪報道がなされる。他の偉い先生たちとは違い、わたしは一介のカウンセラーだから敷居が低いのだろうか。それとも性犯罪と名がつく前から多くのそのような男性のカウンセリングにかかわってきたせいだろうか。
M新聞、K通信、Aテレビと取材を受けた。東京のマスコミの取材に比べると、じっくり話しを聞いてもらえるので非常に満足。交通費をかけて上京しているから当たり前なのかもしれないが。3人の担当者が同じ大学の友人であるというのも、どこか笑える。若手の熱心な記者と会って話していると、日本の報道の未来もまんざら暗くはないという気がしてくる。
関西のテレビでしか放映されないと思う。どうせわたしはそのころカナダのロンドンかトロントにいて新聞もテレビも目にすることはないだろうが。

投稿者 sayoko: 02:44