2005年07月09日

もどってきたぜい!

じゃーん、声が出るってこんなにすばらしいことだったの?と思えるほど、快調な日々が復活。社会が静かになるとホットしていた人たちには悪いが、もどってきたのだ(なんだか昔の月光仮面みたいだ・・古いって?すんません)
今日は法務省でカナダ連邦矯正局性犯罪プログラム企画立案責任者であるブルース・マルコム先生の講演を聞いた。
性犯罪者の定義は実に簡潔明瞭なものだ。

他人になんらかの危害を与える性的行為を行う者
ここには、相互的同意の欠如が含まれている。
子どもは定義上、性的行為に同意することはできない。

細かい点はいろいろ勉強になったが、カテゴリーのひとつに家庭内、家庭外という区分があった。インセスト(近親姦)は『性犯罪』なのだ。
ちょっと眼からうろこだ。性的虐待と叫ぶのが精一杯だった私からすれば、そうか彼らは犯罪者だ、とひざを打ちたい気分となった。
カナダではレイプより家庭内のインセストを中心とした性犯罪のほうが重罪だとのこと。
40年経ってから過去の父親の性犯罪を訴えた例もある。
過去の臨床経験で数え切れないほど聞かされた性的虐待の内容、さらに数少ないがカウンセリングの場にやってきた加害者である父や兄たちを想起した。彼らはカナダであれば、今頃刑務所の中で性犯罪者を対象としたプログラムを受けることになっているのだ。
それにしてもハラスメント防止法、虐待防止法、DV防止法、さらには矯正・保護における性犯罪という類型の登場によるプログラム実施の義務化、という流れは、明らかに男性の行為に制限を設けるものだ。
ということはそれ以前の彼らのやりたい放題を想像させる。仕事がおもしろくないといって、女子社員のお尻を触り、飲み屋のママに甘え、風俗に通い、家庭では妻に暴言を吐き、子どもを殴る。ときには入浴中の娘の体を覗き、電車の中で女子高生の体に触る。
それらがぜーんぶ「いたずら」「本能」「男ってそんなものだ」ということばでくくられ、その対象である女性自身がそうであると信じ込まされてきた。
とてもいやな経験を無害化するために、女性たちは笑ってごまかすことしかできなかった。その笑いが男性を許し、彼らを「ボクちゃん」という擬似幼児へと粉飾させた。
責任をとらなくってもいい、とれないもーん、だってボクちゃんいたずら好きなんだから〜、といった具合に。
夜はユーターンしてACのグループカウンセリング。
性犯罪の話をしたら、父からの性的虐待を受けた女性が「犯罪だ」と聞いてすっきりした、と涙を流していた。これは守秘義務を超えている。彼女の生きてきた何年間を思うと、そしておそらく類似の経験をもつひとに思いを馳せると、このエピソードはBLOGに書いてもかまわない、と思った。
昨晩は本郷で上野研のジェンダーコロキウムに参加
終了後発表者もまじえ、食事会。
上野さんはタムの新作を着て素敵だった。やはり細いひとが似合うなあ、タムは。
ソウルで開催された世界女性会議(正式名称:第9回国際学際女性会議)に一週間参加したお土産に、な、なんとソックスを・・・
見れば一足にはヨン様が、もう一足にはイ・ビョンホンがプリントされているじゃないのー!
足裏ではなく甲の部分にプリントされているのがミソだ(だって踏みつけできないよね)
もったいなくて、手袋代わりにしようか、無理して帽子にしようか、とかぶってみたが、私の頭には小さすぎて無理でした(当たり前でしょうが)。

投稿者sayoko:02:36 |