2005年04月24日
国家資格化をめぐって
土曜は臨床心理士会主催の開業心理士を対象とした研修会に参加。
フロイドがウイーンでしこしこと個人開業したイメージが100年たってもその徒からはぬぐい切れないのか・・と実感した。たしかに師弟関係は綿々と続くものだろうし、そのことを否定するものではない。私だって松村康平先生がわが師であることは間違いないし、お亡くなりになってしまったが、今目の前に現れれば思わず姿勢を糾してしまうだろう。
だけどそのような師弟関係がどの範囲までカムアウトされるべきなのだろうか。いまや医療心理士が国家資格化されようというとき、対抗案である臨床心理士の国家資格化を射程に入れた署名活動が全国規模で行われているときに、もっとグローバルなもっと大同団結的包括的な視座が必要なのではないかと考えてしまった。
いっしょに参加したひな子さんと共通だったのが爆睡体験。
超偉い先生が壇上に上がったとたんなぜか睡魔が襲い、講演終了後皆の盛大な拍手とともに目覚めた。実はこれが初めてではない。某研究会でも、某研究集会でも、あの系統のひとが話し始めるとなぜか急速に眠くなるのはなぜだろう。やはり「防衛」としかいいようがない。
できるだけ転移・逆転移、などという分析用語を使わないようにしているのに、分析の人と会うと分析用語を使わずして表現不能な体験をしてしまう。この不可思議さはなんだろう。
強烈な磁場、コンテクストへの誘導があるのだろうか。
なんていってる暇はなく、署名を集めなければならない。
熊本に講演にいったころをピークとして気温は低迷したままだ。朝起きて何を着ていいのかわからず、ついつい日差しの強さに惑わされ薄着で出かけると、13度くらいしか気温が上がらない。おかげで風邪気味の週末だ。
今日は午後、月一度の出勤(日曜も働く私だ)。どうもだるく、悪寒がとれない。
ホッカイロを背骨に沿って貼り、なんとか週明けからは調子をあげなければ。「ジェンダーセンシティブカウンセリング」という特集を(「精神療法」誌)風邪気味なのでベッドに横になりざっと読む。そうか、フェミニスト全盛期からの反動で、男もつらいよ、として登場したという背景があるのか。ジェンダーということばはそれにしてもあいまいなことばだ。裏返せば使い勝手があるということだ。まるでアダルト・チルドレンや共依存のように、だ。
わたしはどうもジェンダーということばは警戒してしまう。そのことばなくして表現できればそれに越したことはない。
信濃毎日新聞の連載が終了。300字で簡潔、明快にものを書く訓練になった。長野県の皆さんに愛読していただいてうれしい。すこし余裕ができたことも、これまたうれしい。
すっかり忘れていたら、なんと計40枚あまりの原稿の締め切りが明日。
これからがんばってみよう(こんな表現はたぶん無理だということの弁明)。





