2005年03月07日

ナビーの恋はなべの恋だった

さすがの私にも強行軍だった。
でも一日違えば大雪で飛行機が飛ばない可能性もあったのだから、ぎりぎりラッキーなスケジュールだったのかも。
8時に那覇空港発のフライトなのに、なんとホテルで目覚めたら7時22分!ここ1,2年で一番慌てた瞬間だった。顔も洗わずにホテルを飛び出てタクシーでかけつけたらぎりぎり7時40分・・・。なんとか富田林に駆けつけられてホッとした。でも驚いちゃいけません。もっとひどい前歴が・・。
モントリオールに学会で行ったとき、帰りのチケットをホテルを出るときゴミ箱に捨ててしまい、飛行場へのタクシーのなかで気がついたのでこれまた大慌て。当時中学校だった娘を空港に待たせ、タクシーでとって帰ったらまだホテルは掃除がしていなくて、ゴミ箱にはチケットがそのまま捨ててあったのです(ほっ)。
こんな私だからゴミ箱に捨てるそばから周りが監視する状態なんですね(泣)

沖縄はちょっと涼しかったが、いろいろ収穫も多かった。なにより念願の山羊の刺身を食べられたこと。一日たったけど寝込むこともなく平気だから、あの伝説はかなり誇張されていると思う。口に入れたとたん、roti d'angeauと同じにおいが・・。フランス料理の子羊のローストのミディアムな焼き具合と同じ触感と匂いだった。付け合せのよもぎといっしょに食べるのだが、これもグッドアイデア(伝統の知恵というか)だ。
最終日、てぃるるのスタッフの女性たちと笑っておしゃべりをしていたら11時過ぎになってしまった。土地柄というものをあまり信じない私だが、それでもやはり沖縄らしいと思う、どこがと言われても旨く説明がつかないが、ひとことでいうと隠れるところがない明るさといおうか。
あれだけの暑さだから?、それとも米軍基地に中心部を占拠されているという現実の自明さゆえ?それともいまだに本土ということばが語られるような距離感から?
どうでもいい、とにかく楽しかったし、山羊は食べられたし、残波という泡盛はおいしかったし(だから寝過ごした?)・・・
そうそう、女性の名前がカマドとナベが多かったと言う話にはびっくりした。ナビーの恋はナベの恋だったとは・・・
中江監督の沖縄ものの映画は沖縄在住の女性からするとやっぱりちょっとねえと言う感想が多かった。どうもそうじゃないかとは思っていたが、やっぱりね。
男の夢の仮託だったんだね、南の辺境で起こる出来事をメルヘンチックに描いて男の見果てぬ夢を実現させようというだけの話なんだ。
『ホテルハイビスカス』も少女をいきいきと描いているようだが、よーく見てみれば働かない男と基地の米兵とできてしまった妻、その間でネグレクトされた少女の物語としても読み解ける。
コザの児相所長の話も強烈だった。まさに虐待とDVの巣窟だ。
ユタを買わなければやってられない女たちの姿は、それでも関西とか東北の抑圧に比べると妙に明るい。湿度がこもるほどの余裕もないということか。
Tさん、Yさん、Kさん、Mさん(あと忘れてるひといなかったっけ)、毎夜つきあってもらってありがとう。
わたしは原宿のユタになりたいよー!

投稿者sayoko:00:36 |