2004年09月05日
冬ソナ
ついに買ってしまった!DVDを全巻アマゾンでゲットしたのよ〜すでにお分かりの人は驚きませんよね。信田は流行に弱いんですね。なにしろどんなに原稿がたまっていても、週刊誌は読まずにいられないんですからね。
仕事を脇において見ましたよ・・・ヨン様を。第19回なんて涙が流れてしまって、どうしようもなかったんです。バッグはヴィトンだし、ヨン様は素敵だし。
とはいうものの、いったいこれは何なんだ?という気持ちです。どうしておばさんたち(おじさんたちもユジン!と叫んでるらしい)がソナチアンとしてこんなに燃え上がってるのか。純愛ブーム?セカチュウなんか目じゃないけど、ちょっと違うと思うね。
ひとつのポイントは韓国ドラマだということでしょう。日本の植民地国だった韓国への現在のスタンスがひそかに投影されていると考えないほうが不思議でしょう。オリジナル版のヨン様の声は実にズズンと低く、男性そのものの声なのに、吹き替えは萩原聖人のかすれた高い声というのもヒントかも。岩井志麻子という作家が「ヨン様は精液薄そう」と発言してましたが、あの声と体躯はそんなことウソ、と思う。アメリカの男性から感じる侵襲される脅威が韓国の男性にはないという感受性が、日本の中年女性を熱狂させているとおもうのですけど・・
ロマンチックラブの原型がどれほど女性を保護の対象ししたか、それは裏返しの女性を半人前扱いする態度でもあったわけですが。ユジンは守られ、一人にしておけない、あぶなっかしい、それでも潔く、きっぱりとした女性として描かれてます。シナリオはふたりの韓国女性ライターの「夢の王子様」だと明言されてます。
自立を強いられたまじめな女性たちが、きっと守ってあげる、ひとりにしておけないということばを切望しているのですね。
日韓関係を抜きにソナチアンを語れない、と力説しながら、それでも画面のヨン様が斜め横を向き「フッ」と声なき声で微笑むのを見ながら、素敵!とうちふるえてしまうのです。





